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【海外積立保険】【まとめ】注意喚起!海外積立保険に気をつけろ!!

身近な投資

2010年に入ってからでしょうか。東京を中心に海外積立保険の話を聞くようになりました。

「利回りが良い」「日本に入金するまで税金がかからないからお得」という謳い文句で勧誘されるケースが多いのですが,実際のところとして海外積立保険の契約を行うと保険業法に抵触する恐れがあります。

注意喚起の意味を込めまして,記事をまとめさせていただきます。

海外積立保険の概要

個人年金保険の様に老後のお金を確保することを目的とした,元本保証がない代わりにオフショア等へ投資を行うことで8~20%程度の利回りを謳う商品です。毎月一定額を積立して,ある期間から自由に出し入れすることができるようになります。

この商品が保険と呼ばれる理由は「積立をしている方が死亡した場合,時価総額の101%を遺族に還元する」等の数%程度の生命保険の役割も担っているためです。

ただし,下記のとおり金融庁で定めている保険業法では,内閣総理大臣が認めないと海外積立保険の契約を結ぶことができず,法に抵触している見方もあります。

第186条第2項_日本に支店等を設けない外国保険業者に対して日本に住所若しくは居所を有する人(中略)に係る保険契約の申込みをしようとする者は、当該申込みを行う時までに、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣の許可を受けなければならない。
第337条(50万円以下の過料の処罰規定)_第1項 第186条第2項の規定に違反して、許可を受けないで同項に規定する保険契約の申込みをした者


保険業法(平成7年6月7日法律第105号) 一部抜粋

日本で勧誘されている海外積立保険一覧

RL360(ロイヤルロンドン)

  • 本社所在地:マン島
  • 商品:QUANTUM
  • 格付け:S&P A-
  • 最低投資金額:320USドル/月,34000円/月
  • 契約期間:5~30年
  • 契約可能年齢:18~65歳
  • プラン手数料:7.5USドル/月(積立停止中は11.25USドル/月)
  • 初期口座手数料:口座への入金額の時価に対し毎月0.5%(年6%)
  • 信託手数料:口座にある金額に対し毎月0.125%(年1.5%)
  • 死亡時の保証:時価総額の101%

S&Pの格付けではA-となかなか良い評価を受けておりますが,プラン手数料,初期口座手数料,および信託手数料がとんでもなく高いのが特徴です。投資信託で投資家からの評価が高い商品の信託手数料は年0.2%前後でありますので,高い利回りでも投資したいのか微妙な商品と言えます。

インベスターズトラスト(InvestorsTrust)

  • 本社所在地:ケイマン諸島
  • 商品:EVOLUTION
  • 格付け:AM Best B++,Moody’s AAA
  • 最低投資金額:200ドル/月
  • 契約期間:15年
  • 契約可能年齢:18~70歳
  • プラン手数料:7ドル/月
  • 初期口座手数料:年間管理手数料,拠出金累計の1.7%
  • 信託手数料:資産管理料,毎月ファンド残高の0.125%
  • 死亡時の保証:時価総額の101%

 

あまり聞いたことがない会社かもしれませんが,ケイマン諸島を本拠地とした保険会社です。この商品の強みは契約期間中に減額,停止,一部取り崩しをしたとしても滞納がなければ満期に投資金額の140%をインベスターズトラスト社が保証することにあります。ちなみに,15年間に利率5%で複利運用した場合投資金額の1.48倍になる計算になりますので,最低でも年利4%を確保できるということになります。

しかしながら,各種手数料が高いため,保証対象の投資金額が手数料を差し引かれた金額になるのではないかと懸念しております。その場合,実質的な利回り保証も低くなってしまうので注意が必要です。

なお,私はインベスターズトラストの勧誘を汐留の某タワーマンションの一室で受けたことがあります。色々と噂されるキャッシュフローゲームの主催者が窓口になっているようですので・・・ネットワークビジネスの様な報酬プランなのかもしれません。また,その主催者が案内するIFAはジャンボ アライアンス ファンズ リミテッド(J.A.F)という香港の会社とのことですが,過去実績が不明であり契約するのが怖い内容であると感じました。

コーンヒル(CornHill)

  • 本社所在地:ルクセンブルグ
  • 商品:New Life Style
  • 最低投資金額:200ドル/月
  • 契約期間:15年
  • 契約可能年齢:20~65歳
  • エントリー料:3%
  • 口座管理手数料:2.5ポンド/月
  • 投資顧問料:0.25%/年
  • 取引手数料:3%(購入・売却時)
  • 死亡時の保証:時価総額の101%

コーンヒルは東京に住んでいれば聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。武蔵小杉を拠点として活動されている方々が勧誘している商品であり,あまり良い評判を聞きません。

私も5年前くらいに勧誘を受けて,勧誘元の会社の代表と話をしたのですが「ネットワークビジネスをやっていたこともありましたが,何やっていたか忘れちゃいましたね」等の信用できないような言葉を発していたため,丁重に断らせていただいた記憶があります。

IFAで有名な会社(というよりここしか聞いたことがない)はアミチインターナショナルです。自社商品として取り扱っているとのことですが,公式HP上で運用実績を載せておらず(契約者しか閲覧不可?),情報が少ないため謎の会社であると言わざるを得ません。

海外積立保険により発生するトラブル

海外積立保険は保険の性質を持っているため,毎月積み立てを行う金額の一部が勧誘者(=保険のセールスマン)の報酬となり,積立対象でなくなる可能性が高いです。つまり,年利8%と謳っていても,セールスマンに支払う報酬が積立金額の8%であるため,実質±0%(先に報酬が支払われる場合,利回りがマイナス)なんてこともありえてしまいます。

手数料についても,積立をクレジットカード払いで行うケースが大半であり,勧誘者が説明していなかったクレジット会社へ手数料を支払わなければならないことも発生しています。

また,積み立てた金額を切り崩ししたい時に勧誘者と連絡をすることができず,自力で行おうにも会員サイトが英語であるためお金を切り崩せないという事態も発生しています。そのため,積立したお金を永遠に引き出せないということも起こりえます。

海外積立保険でトラブルに遭った時の対処法

まず,積立をやめることです。クレジットカード支払いの場合は,クレジットカード会社にカード紛失の旨を伝えて再発行してもらってください。

そのうえで,現在の積立口座を別のIFAや積立会社へ移管する方法を考えてください。信頼できるファイナンシャルプランナーを探し,移管料金などを見積もってもらう流れになるイメージです。

一見いい話に思われる海外積立保険ですが,営業報酬を得たいがためにデメリットを伝えない勧誘者がいるのも事実です。お気をつけていただきますようお願いいたします。

参考

あなたの資産形成が上手くいくよう心よりお祈りいたします。
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