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【書評】『投資賢者の心理学(著者:大江英樹)』を読んで金融業界の陰謀に気づけっ!!

1月 9, 2018

愚者は経験に学び,賢者は歴史に学ぶ。

初代ドイツ帝国宰相オットー・フォン・ビスマルクの言葉です。いつの時代においても賢者は先代が残した格言や書物を紐解き,その時代で行うべき最適解を実行してきました。

では,投資の最適解とはどのようなものなのでしょうか。今回は「投資賢者の心理学」を読み,過去の歴史から学んだ賢者の考え方を述べていきたいと思います。

※2018年1月9日にリライトしております。

自分で考え行動しなきゃいけないよ

当該図書は第6章からなる情報量が多い内容となっておりますが,言いたいことはただ一言だけ。

自分で考え行動せよ。

初めての資産運用で,お金を払えば自分に似合う考え方を土台にした銘柄を一緒に考えてくれるFPさんがいるのに金融機関が進める販売手数料が割高な銘柄を購入してしまった。

周りの人が仮想通貨で儲かったと聞いて,あてずっぽうで買ったICOが購入時の価格の1/3になってしまった。

「投資賢者の心理学」はこういうケースがについて苦言を呈し,投資家としての正しい考え方を提示していただけます。

各章で述べられていること

[第1章]誰もが思い込んでいる資産運用7つの勘違い

金融機関の言うことを絶対視すること,サラリーマンは金持ちから遠い存在であること,定期預金はインフレに対応できないこと,持たざるリスクに過度に恐怖すること,長期投資こそ安全であると思うこと,ハイリスクであれば必ずハイリターンであること,投資は不労所得だから最高であると思うこと。

その認識誤ってますよ!

金融機関は自分の懐が温かくなる商品を勧めてきます。ある銘柄が高騰したと人から脅されて行動しても最高値をつかまされます。ハイリスクだからこそ収支結果に目標からのズレが生まれ,思ったより利益ができないことはたたあります。(逆にハイリターンであるからハイリスクになることはほぼ必然ですが)投資家は頭に汗をかき,損して学ぶからそもそも不労所得に善悪はない。

第1章はまさに投資あるあるを語っており,投資初心者にとっても読みやすい内容になっております。全部読む気はなくても,第1章だけ読めば定価分の費用以上の金額を損することを未然に防げられる知識を得らると思います。

[第2章]投資の基本,ありがちな間違いは?

第2章も投資あるあるですが・・・

初めての資産運用でFXに手を出したり(そもそもFXは投資ではなく投機・トレードの分類!),株より債券の方が安心してしまったり(国の債券であっても内戦でゴタゴタしている国であるとデフォルトする可能性が!),退職金をがっぽりもらったら初めて投資家デビューしてしまったり(気持ちが大きくなってしまって,金融機関の職員の口車に乗せられてしまいますよ)。

特に最近は「退職金を運用しませんか」と宣伝している金融機関が増えてきており,高い利回りを謳いながら実際は高額な手数料体系を取っているなんて事態が発生しております。高い利回りしか見ておらず,結果的に資産が増えていなかった・・・まさに投資にありがちな間違いです。

[第3章]年金や保険にもあふれている勘違い

第3章ではかの公的年金のことに触れています。

GPIFの運用は大丈夫なのか?という心配する方が多いと思いますが,そもそもGPIFの運用により生まれた資金がどのように使われているのかご存知でしょうか。第3章を見れば,公的年金に対する印象が変わると思います。

ちなみに,近年話題になっている「ターゲットイヤー型」の投資信託についても述べられていますので,積立投資で投資信託を探している方は第3章だけでも読んでみるのをお勧めいたします。ちなみに私は「投資賢者の心理学」を読んでから「ターゲットイヤー型」の投資信託を人に勧めたくなくなりました。

[第4章]株式投資に潜む心の罠

第4章からは本格的な心理学の内容になります。

安いと思って購入した銘柄がさらに値下がりしてナンピン買いした。背中を押してほしいから,手数料がネットより高くなっても対面型の証券会社で銘柄を購入したがる。相場さ下がっても今回だけは違うと考えて塩漬けにしておく。

特に投資初心者が陥りやすいジレンマに切り込んでおり,「そういえばそういうことがあったな」と図星をつかれる内容となっています。

[第5章]投資信託は知らないことがいっぱい!

第5章は「投資信託」を扱っており,実践に近い内容となっております。

投信の基準価格は高い方が良いのか?通貨選択型等の複雑な商品は買うべきなのか?テーマ型の投資信託はおススメできるのか?

おそらく,著者レベルの知識を持っていないと正しい解答にたどり着けないと考えております。

特に商品売却時に発生する「信託財産留保額」について,無い商品におけるデメリットに近い考え方はこの図書できか学べない考え方ではないかと思います。

[第6章]マーケットや制度にも罠がある

第6章では従業員持株会,職域NISAについて述べられています。身近な内容で実際に職場でこのような制度が用意されている方も多いのではないでしょうか。

詳細は本を本で学んでいただきたいのですが,もしご自身が持株会で積み立てていたり,職域NISAをやっていた場合は是非とも熟読していただきたく考えております。

最後は現金と株式の制度にも切り込んでいて,投資家の存在意義を考えさせられます。

感じ考え行動できる投資家こそ賢い

繰り返しになりますが,「投資賢者の心理学」で述べられていることは,「感じ,考え,行動せよ」ということです。よくよく考えてみたら、この商品は金融機関が設けたいだけの内容ではないのか・・・。相手のセールスマンは不安を煽って商品を売りつけたいだけではないのか・・・。そもそも,セールスマン自体商品の詳細を理解できていないのではないのか・・・。

日本の学校では投資のことも心理学のことも学べませんので,だからこそ「投資賢者の心理学」の様な教科書が今後の社会で役に立つのではないのか。投資を始めたら読んでいただきたい1冊となっております。

あなたの資産形成が上手くいくよう心よりお祈りいたします。
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